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7月2日(土曜日)、梅雨の晴れ間の暑い午前でしたが、庵内にはさわやかな風が吹き渡り、庵室内は居心地の良い空間に早変わり。
室内から見える日本庭園の自然のおりなす演出、当時の栗田樗堂に想いを馳せながらのガイド、そして冷たいお茶の庚申庵のおもてなしに、受講生となりきり観光客の外国人市民のお二人の会話も弾み、あっという間の1時間半でした。
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こちらハナチーム。庚申庵の名前の言われ、栗田樗堂のバックグラウンド、信条、人柄…。数限りない情報をみんなで共有しつつ提供します。時にはハナさんの出身国の気候や文化を逆質問をするシーンも!なかなか手ごわいガイド陣。ガイドも参加型が楽しくて双方に印象に残り良いですね。 |
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こちらはもう一つのジェシカチーム。来日半年の彼女は日本の文化の影響のある台湾からやってきました。どんどん出てくる質問と自分の国では○○という具合の質問に、受講生も勉強になります。キャラクターの親しみやすさも加わり、グループ同士の質疑応答も活発に! |
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こちらは庵室内、ここで当時句会が繰り広げられ、その後お茶会に突入したんだとか。当時の俳人になりきり、一句詠んでみては?という受講生のおすすめにゲストもたじたじ。英語で作る俳句はなんでも思ったことをつづれば良いのです!日本語での俳句は5-7-5のパターンを踏襲しなければならないので大変なんです!というコメントに思わず笑いが…。
みなさん居心地がよろしいようで、なかなか腰があがりません。話はお互いの文化の違いから生活様式の違い、自然災害などにも及び、十分な交流ができました。
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今みなさんが座っているところはお茶の準備をする3畳の部屋です。そして準備ができたら次の6畳の部屋でお茶をいただきますよ!これを聞いたゲストは、以前体験したお茶室では畳を小さく切ってあってそこでお茶の準備をしていたお話が飛び出しびっくり。今はふすまを取り払って涼を取り込んでいますが、冬や夜などはこの間にふすまを入れて別部屋になるんです。と日本の生活様式も披露!
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今日のおまけ。庵内の日本庭園の一角にひっそりとお地蔵様が!そして頭の上には蜻蛉!素敵な時空間でした。
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今日の庚申庵のフィールドワークはベストな環境での素晴らしい受講生のみなさんのガイドにGood job!と講師の先生も大満足のご様子でした。みなさんお疲れ様でした。
外国の方のご案内には5月の藤の頃が最高のようです。機会がありましたら是非! |