体感!ドイツ・フライブルク (2017年8月10日)
(H29中学生チャレンジプロジェクト ポイント対象事業)


8月10日(木) “体感!ドイツ・フライブルク”を開催しました。プロの指導による調理体験とあって、参加希望者多数の中、抽選で30名の中学生が参加しました。

当日は講師ご夫妻が下準備をほぼ終えた状態でイベント開始。中学生はトッピングだけというスイーツ作りのさわり程度の体験でしたが、そのおいしさにも満腹体験。他にも3種のスイーツをご用意いただいていたり、お持ち帰りのブドウがあったりと大満足イベントとなりました。

このスイーツがドイツ・フライブルクとどのような関係があるのか?という声が聞こえてきそうですね。知る人ぞ知る!本日使用したソラリスというブドウはフライブルクのある地域ででワイン醸造に使用されているブドウなのです。

松山市とフライブルク市の姉妹都市提携10周年の記念に、ソラリスの苗がプレゼントされ、松山市はそれを大事にレインボーハイランドでずっと育てています。今はりっぱなブドウ畑にまで成長。毎年収穫したソラリスはジュースや飴に加工され、イベント参加者や訪問者にプレゼントされています。なんと今年は大豊作?、極上の出来具合と出来高。きれいな果実を収穫して、一部が中学生のイベントにスイーツとして登場したのです。?

 

 レインボーハイランドにあるフライブルク友好ぶどう園のハウス。

 たわわに実る美しい翡翠のような粒!あっぱれな出来栄えです。ずっとお世話をしてくださっているシルバーさん、毎年りっぱなソラリスに仕上げていただき、ありがとうございます。

 フライブルクやドイツのことを知ってもらうために、まずはドイツ情報を!この日の参加者は特にドイツ派遣を希望する中学生が多く、みんな熱心にお話を聞いていました。

 ソラリスはどうやって松山へ来たのか!本日の主役のソラリスの説明。小さな粒にも種がしっかりと存在感を主張しておりますが、取り除くのは至難の業。本日のスイーツはそのまま使います。

ドイツ人は種ごと食べるんだって!そりゃ便利でいいわ!ということで始まった調理体験。ここからも国際理解がスタート。食べ方もドイツ風なのだ。

 

 本日のスイーツは“トラウベントルテ” タルト生地にジャムを置き、クッキー生地をしいてカスタードクリーム、ソラリスを盛り付けて行きます。おしゃれなチョコレートをトッピングすればもう出来上がり。

粉を丁寧にふるうのはおいしく仕上げるコツ。講師の先生はジョークや楽しいジェスチャーも交え、美味しいスイーツにもさらに味付け。楽しくなくっちゃ調理ではありません。

クッキー生地の上にはキルシュバッサー(さくらんぼ酒)を刷毛で丁寧に塗って行きます。

サンプルはこんな感じ。お見事。これぞ匠の技。
 

さてお手本を見せていただいた後は自分たちでやります。タルト生地の中に糊の役目の杏子ジャムを絞りますよ。

次にはクッキー生地を敷き、その上にカスタードクリームを絞ります。

これがおみやげのソラリス。かなりの重量です。 
講師の先生が事前にご用意いただいていたアップルパイ その他にイベント中いただくスイーツとしてチーズケーキもご用意いただきました。 

そしてこれはお土産用のクッキー 中学生の感想には 『これで300円とは思えないほどの試食とお土産つきの貴重な体験だった』とのコメントも! 大盤振る舞いの“体感!満腹体験(違いました!)ドイツ・フライブルク”でした。

「楽しく優しい講師の先生、本日はありがとうございました。美味しい美味しいお菓子とブドウもごちそうさまでした。」


フライブルク市から寄贈されたワイン用ぶどうの品種「ソラリス “Solaris”」については、 こちら をご覧ください。
(ドイツ語版Wikipediaの該当ページに移動します)

中学生チャレンジプロジェクトの詳細については こちら をご覧ください。
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