国際交流市民ボランティア入門講座(2020年10月4日・11日)

これから国際交流ボランティア活動を開始しようと思っている参加者40名がコムズ大会議室に集まり、講義やワークショップを通して初めの一歩を踏み出しました。

今年お約束のマスクをつけ、健康チェックや消毒をしての参加です。久しぶりのイベントに準備をするスタッフも緊張気味でした。

    <第1回>(2020年10月4日

まず国際交流ボランティアがなぜ求められているのか、日本、愛媛、松山の現状をスライドで紹介。
多文化共生社会に生きている私たちができることは何なのでしょう?

現状を把握したところで早速講師によるワークショップの開始。
普段の講座とは一風変わった始まりに少し面食らった参加者もいたようでした! 様子は写真をご覧ください。

参加者は現状を理解中。脳の始動。なんと松山市の人口の140人に1人が外国人。今や外国人は身近な存在です。みなさんの町内にもすでにおられるかもしれませんね?
 

早速ワークショップの開始です。「つまりどういうこと?」の要領を説明中の講師。

まずは与えられたテーマごとに個人で50文字で説明文を思案中。参加者の数だけ認識の違いが。

同じテーマを与えられた人がグループごとに集まりそれを20文字、10文字に要約中。かなり脳トレ。正解はありません。グループが違うと同じテーマでもイメージの違いが!!
 

さて次は誰も経験のないワークショップ「BAFABAFA」. 全員が2つの国に分かれて全く違う文化を持つ仮想国民になります挨拶もこんな感じのA国。新興宗教ではありません、笑いを抑えて真面目にやらなければならないのです!

それぞれの国の使者が相手国に出向き文化を体験。ただいまスパイ実行中。やることはカード交換。なかなかうまく交換できません。想像を絶するコミュニケーションのむずかしさ。これって外国人が日本に来た時なのですよね。

このカード要らない?と出しますが、舌打ちされ続けます。なぜか違うカードで咳払いをされてカードを受け取られました。なぜだ~~??
 

A国の人は一切しゃべりません。何を話しかけてもにこりともしてくれません。壁が厚い。変なことばを発するだけですが交換成立。この人ハハハハハハハとか言っていますが笑わないの!

視察をしてきた使者の調査報告中。どうやらA国は出迎えはジャンプしてくれ挨拶は手を相手の頭にかざしてお辞儀するかな?でもなんだか冷たい感じ!B国はにゃんにゃん言っておしゃべり。カードは特定のものを集めている様子はなくて交換を楽しんでいるだけのような。。。

人は力になれる部分や大事と思うことは違う!負担・努力・妥協が共生には必要だというまとめでした。

さて、来週は参加者が主人公。どの活動が自分に合っているか、どんな団体が来るのか参加者はワクワク。お楽しみに~~~!

    <第2回>(2020年10月11日

先週に引き続き大会議室に集まった参加者のみなさん。
この日集まってくださった松山市内・近郊で活動をする11の団体から話をきき、自分に合った団体を見つけます。

それぞれの団体の活動紹介を一通りきいて、どの団体から詳しい話を聞くか目星をつけて…

後半の自由時間の始まり~~~
直接話を聞くことができると安心ですよね。
早速連絡先を交換して、みなさん今日から活動の一歩を踏み出しました!

コロナの影響でどの国際交流・協力団体も活動の制限を受けているかと思いますが、みなさん、工夫して活動を続けていらっしゃいます。
「何か活動をしたい」という強い思いを持った参加者のみなさんを仲間に迎え、今後の活動のさらなる発展を祈っております。


まつやま国際交流センターでは、地域に住む外国人がお困りの際、サポートしてくださる
ボランティアの登録制度「外国人オタスケマン」を設けています。
皆さんもぜひ登録して、在住外国人の方々をサポートしませんか。
興味をもたれた方は、 こちら をご覧下さい。
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