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派遣生のうち何人かが、ステイ先の子どもたちの通うEmil-Gött Schule(小学校)に行き、子供たちとクラスで一緒に算数の授業体験をしました。算数オリンピックのメダル狙いのプログラムでは、中学生年代の派遣生もドイツの小学生に混じって参戦。ドイツで教えられている四則計算記号は国際標準に則ったものですが、日本で教えてもらう四則計算記号は、国際標準のものではないことを知り、国際化の道のりはまだまだ険しい事を感じ、ショック!?でした。 |
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フライブルク市にあるエコ・ステーションで、環境啓発学習を体験しました。ステーションのそばの「ビオ・ガルテン」の庭にある「ゴミの墓」には、色々なゴミが埋められています。これらのゴミが土に還るまでどれくらいかかるのでしょう。例えばプラスチックゴミは約5千年です。講師から「確かめるためにまた来てください」と言われ、フライブルク市再訪を希望する派遣生たちは、次回は自らの力で来て、実際に自分で確かめようと強く誓いあっていました。 |
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毎年恒例、市役所食堂中庭でのバーベキューの際、今年の派遣生は、急遽和太鼓の演奏をホストファミリーや関係者に披露しました。久しぶりのばちさばきとは思えない、見事な太鼓の音が周囲に轟き、ステイ先のファミリーから大きな拍手喝さいを浴びていました。 |
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同じくバーベキュー時に、ホストファミリーと一緒に、書道や折り紙をしました。ファミリーたちと一緒にテーブルで鶴などを折ったり、男子生徒は中庭で、折り紙飛行機の飛距離コンテストを急遽開催!?し、楽しい時間を過ごしました。ホストファミリーの皆さんは、これらの日本文化に触れられた事を大変喜んでくれました。 |
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姉妹都市・フライブルク市役所の表敬会場は、由緒ある「ゲリヒツラオベ」。ここは西暦1498年に、時の皇帝マクシミリアン1世が帝国議会を開いた場所。約500年の時を経てここに来た、今年の派遣生たちは何を感じてくれたのでしょうか。フライブルク市代表として歓迎してくれた市議会議員さんや、表敬に参加したホストファミリーと一緒に記念撮影。フライブルク市での滞在プログラムで、お世話になった皆さんに感謝、感謝です。 |
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SCフライブルクのホームスタジアムは、環境に配慮した作りで世界的にも有名。スタジアムの屋根にはソーラーパネル・ソーラーコレクターが所狭しと載せられていて、試合時の照明以外のエネルギーを全部賄っているそうです。このスタジアムをモデルに、今ではヨーロッパの多くのスタジアムが、環境に配慮した作りに変わっています。ドイツの田舎の小チーム、SCフライブルクは、小さいチームですが、モダンで先進的な優れたチームなのです。さすがブンデスリーガ1部のチームですね! |
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アルベルト・ルードヴィッヒ大学フライブルクは、1457年創立の歴史ある、そしてドイツのみならず世界的にも優秀な大学です。派遣生たちは、フライブルク大学で学んでいる日本人留学生の方に、大学を案内してもらいました。この大学見学時に、将来フライブルク大学への留学を決意した派遣生もいたようです。頑張れ!松山の将来を担う若者たち! |
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ここはインスブルックの老舗ホテル&レストラン「Goledener Adler」(黄金の鷲)。600年以上前から続いている王侯貴族や著名人が宿泊・食事した由緒あるところで、ゲーテやモーツァルト、シラーやハイネなど、ここを利用した有名人・著名人の名前が、石壁に記されています。派遣生は、「この椅子はゲーテが座っていたかも!?」なんて話しながら、このレストランで食事しました。みんなの将来は文豪?名音楽家?それとも詩人? |
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チロラー・アーベントは、民族衣装をまとった役者さんたちが、チロル地方の伝統的なダンスや歌・音楽を披露するショーです。このレストランのオーナーがその昔、松山からの派遣生のホームステイを受入、その派遣生たちがとても素晴らしかったことに感激され、以来、毎年松山からの派遣生を招待してくれています。フィナーレでは、当日のお客さんたちの出身国の歌をメドレーで歌うのですが、派遣生たちは出演者たちと一緒に「幸せなら手を叩こう」を合唱し、大いに盛り上がりました。 |
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世界中のセレブたちの避暑地であるレッヒ村には、冬季の物流のための地下トンネルシステムが構築されています。ホテルやロッジを地下トンネルによる、物資のみならず、熱湯などのエネルギーを送る集中システムで結ぶことで、村全体のエネルギー消費を節約しています。派遣生から、このトンネルシステムの発案者の方に対し、敬意と親切な説明への感謝の意を表しました。 |
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お次は、アルプスのふもとにある、氷河が融けて流れ出た水でできた池でのマス釣り体験。まるでハイジが出てきそうな風景の中、とても澄んだきれいな色の池に糸を垂れてさながら太公望。みんなが釣り上げたマスは、さっそく塩焼きにして自分たちの昼食に。アルプスの雄大な自然の中で、贅沢な気分を味わいました。 |
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アルプスにあるハーブの道をハイキングして、自分が摘んだハーブで、オリジナルハーブオイル作りに挑戦。ハーブ専門家の方にアドバイスしてもらって、自分だけ、世界に1つだけのハーブオイルを作りました。ハーブの効能を聞くうちに、あれもこれもと、結局摘んだハーブをぜーんぶ入れてしまったので、名づけて「万能オイル」のできあがり。 |
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インスブルック近郊のライト村から、チロル・アルプスの中腹、標高約1700mのところにある山小屋にトラクターに乗って移動し、アルプスの大自然をバックに、インスブルック大学英語教員の指導による英語研修をしました。6コマ漫画に思い思いのせりふを入れ、その漫画どおりに寸劇するなど、盛りだくさんの楽しい内容に、派遣生たちはのびのびと英語研修を楽しんでました。俄然、英会話に対する抵抗も薄れ、全員が名俳優、名女優に変身!?しちゃいました。
天候の変わりやすいアルプスだけあって、研修途中で雷雨になったため、急遽インスブルックへ戻りホテルの部屋を借りて研修再開!楽しい英語研修プログラムに、みんなの笑いが止まりません。英語を話すことがこんなに楽しいと思ったのは初めてかも!! |
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次の日は、アルプスの農家にお邪魔し、近郊に住む青少年のみなさんとの交流&農家体験。今年の派遣生たちは、塗りなおしたばかりの壁に自由に絵やメッセージを描かせてもらいました。日本ではなかなかできない体験に、派遣生たちはのびのびと思い思いに、メッセージを描いていました。 |
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訪れたアルプスの農家さんは、養蜂を営んでいらっしゃいます。そこで、実際に飼われている蜂の生態について教えていただきました。蜂の巣には人間の家と同じように、子供たちの部屋があることや、蜂のグループは、女王バチ・働きバチ・オスバチの3種類で構成されていますが、働きバチは全部メスの蜂で、また、オスの蜂には針がないので触っても平気な事を教えてもらい、派遣生たちはビックリ!へぇ~、そうだったんだ!日本へのお土産はもちろん「はちみつ」です。 |
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英語研修最終日には、インスブルック旧市街を舞台に、10か所のチェックポイントを回りながら与えられた設問をクリアする「総仕上げオリエンテーション」を実施。与えられた問題は、地元の人しか答えられない設問ばかり。派遣生たちは、それらしき人を捕まえて、英語でコミュニケーションして答えをゲット!積極性+コミュニケーション能力が伸びて、一石二鳥の英語研修です。走って人に聞き、解いてはまた次に人を探す。この日派遣生たちは、インスブルック旧市街を縦横無尽に駆け巡りました。 |